証券業協会の目的

【解説】デリバティブというのは伝統的・古典的な金融取引、実物商品、債権取引の相場が変動したことによる危険性をかいくぐるために販売された金融商品全体の名称であって、金融派生商品という呼称を使うこともある。
【解説】外貨預金というのは銀行で扱うことができる外貨建ての資金運用商品を指す。外貨で預金する商品。為替レートの変動によって発生する利益を得られる可能性があるが、同じ理由で差損が発生するリスクもある(為替リスク)。
要は「失われた10年」という言葉は本来、一つの国の経済、あるいはどこかの地域における経済が10年以上の長期間にわたって不況と経済停滞に見舞われた10年のことを指す言い回しである。
ということは安定という面で魅力的であり、活発な魅力がある新しい金融に関するシステムの誕生を現実のものとするためには、どうしても銀行や証券会社などの民間金融機関及び行政(政府)が双方が持つ課題を積極的に解決しなければ。
将来を見据え日本国内で生まれた銀行等は、早くからグローバルな金融規制等(市場や取引)が強化されることも見据えつつ、財務体質を一層強化させること、そして合併・統合等を含めた組織の再編成などに精力的に取り組んできています。
知ってい置きたい言葉「銀行の経営、それはその銀行に信用があって成功を収めるか、そうでなければ融資するほど価値がない銀行であると診断されて繁栄できなくなるかである」(引用:モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキン)
覚えておこう、外貨両替とは、海外へ旅行にいくとき、手元に外貨を置いておきたい人が活用することが多い。最近は日本円に不安を感じた企業等が、現金で外貨を保有する動きもある。手数料はFX会社と銀行で大きく異なるのでご注意を。
知っておきたいタンス預金。物価が上昇している(いわゆるインフレと呼ばれる)局面では、物価が上昇した分だけその価値が目減りするので、暮らしに必要なとしていない資金⇒安全ならわずかでも金利が付く商品にした方がよいだろう。
知らないわけにはいかない、バブル経済(日本では91年まで)というのは不動産や株式などといった時価資産が市場で取引される価格が過剰な投機によって実体経済の本当の成長を超過してなおも高騰を続け、ついに投機によって持ちこたえることができなくなるまでの経済状態のことである。
バンク(銀行)という単語はあまり知られていないけれど机やベンチを意味するイタリア語のbancoに由来するもので、ヨーロッパ最古(おそらく世界最古)の銀行。15世紀の初め(日本は室町時代)に当時のヨーロッパで台頭していたジェノヴァ共和国で生まれたサン・ジョルジョ銀行である。
覚えておこう、スウィーブサービスとは、銀行の預金口座と(同一金融機関・グループの)証券の取引口座、この2つの口座間で、株式等の購入代金、売却で得た利益が自動振替してくれる画期的なサービス。同じ金融グループによる顧客の囲い込み作戦なのだ。
北海道拓殖銀行が営業終了した1998年6月、大蔵省(省庁再編後財務省)銀行局や証券局等が所掌していた業務のうち、民間金融機関(民間資本によって運営される銀行等)等の検査・監督に関する部分のセクションを区分して、総理府(当時)の内部部局ではなく新外局として金融監督庁なるものを発足させたのです。
つまり、第二種金融商品取引業者(第一種業者とは取り扱い内容が異なる)が独自にファンド(投資信託などの形態で、投資家から 委託を受けた資金の運用を投資顧問会社等の機関投資家が代行する金融商品)を作り、それを運営するには、大変多さの「やるべきこと」および、「やってはいけないこと」が事細かに規則により求められていることを忘れてはいけない。
ということは「重大な違反」なのかそうならないのかは、監督官庁である金融庁において判断する。一般的なケースでは、取るに足らない違反がけっこうあり、その作用で、「重大な違反」認定するもの。
北海道拓殖銀行が営業終了した1998年12月、総理府(当時)の外局として国務大臣を組織の委員長にすることとした新たな機関、金融再生委員会を設置し、金融監督庁(民間金融機関等の検査・監督を所管)は平成13年1月に金融再生委員会が廃止されるまで、その管理下に約2年7か月据えられていたのだ。